作ったもの

2026年8月 現在

鹿児島で焼肉店を26年、今年で59歳になりました。 パソコンに強いわけでも、プログラムを習ったこともありません。

それでも、店で困っていたことを片づけるために、いくつか自分で作りました。 ここに並べているのは、実際に自分の店で動いているものだけです。 「作れます」ではなく「使っています」の話です。

レジ

スマートレジ(遊々亭レジ)

お客様が自分のスマホで注文する画面。左に「盛合せ」「タン」「カルビ」などの分類、右に料理写真と価格が並んでいる
① お客様が自分のスマホで注文する画面。席のQRコードから開きます
レジのオーダー一覧画面。テーブルCの3品が届いた時刻とともに並び、それぞれに「済」ボタンが付いている
② 注文はその場で厨房に飛びます。焼き終わったら「済」を押すだけ
レジの会計画面。左に「ごはんおかわり」「網替え」「炭足し」などのボタン、右にテーブルCの伝票と合計金額が表示されている
③ 会計の画面。「網替え」「炭足し」など、焼肉屋に要るボタンは自分で足しました

月々のレジ代を自分の手に取り戻すために、レジそのものを作りました。

  • 商品マスタの管理(カテゴリー別・並び替え)/付き・なしで値段が変わるメニューにも対応
  • 会計、割引・割増、割り勘(個別会計)、食事券+現金のような分割払い
  • レシート印刷とキャッシュドロア連携(EPSON TM-m30III)
  • 売上集計(商品別の出数・客数・客単価・時間帯別、CSV出力)
  • レジ〆(想定のレジ内金額と実際の現金を突き合わせて、精算レポートを印刷)
  • 会計の取消(返品・訂正)、レジ担当者の記録
作り
Web(PWA)。iPad でも Windows でも同じものが動きます
いま
レジとしての機能はひととおり完成。店で使いながら細かい調整中
この先
クラウド接続(複数台の同時共有・自動バックアップ)と、QRのモバイルオーダー

「どうやって作ったのか知りたい」という方へ。
このレジとQRのモバイルオーダーを、AIに作らせるための指示書を商品にしました。 レジの作り方を見る →

お客さんとつながる

会員アプリのプッシュ通知

会員アプリの画面。ポイント残高、会員証を表示するボタン、毎日1回の七輪ガチャ、クーポン・空き状況・予約・お知らせのボタンが並んでいる
会員アプリの画面。ポイント、会員証、毎日1回のガチャ、予約まで1枚に
スマホのロック画面に届いた遊々亭 会員証からのお知らせ。「アプリにガチャ機能追加! 肉焼きガチャがアプリに追加されました」と表示されている
実際に届いた通知。費用は0円です

常連さんに「今日、席が空いています」を届ける手段を、費用0円で作りました。

  • アプリストアを通さない、ブラウザの標準の仕組み(Web Push)を使っています
  • 配信スタンドも月額サービスも使っていないので、何通送っても0円
  • 送るときは、店のパソコンでボタンをダブルクリックするだけ
かかった費用
0円(サーバー代も配信料もありません)

発信

公式サイト

七輪焼肉 遊々亭の公式サイトのトップページ。予約ボタン、テイクアウト、日替わり弁当などの案内が並んでいる
いま動いている店のサイト。yuyutei.shop(押すと実物が開きます)

業者に頼まず、自分でブログを更新できる店のサイトを作りました。

  • ページは Cloudflare Pages に置いています(表示が速く、置き場の費用はかかりません)
  • ブログとお知らせは microCMS。スマホからでも記事を足せます
  • 独自ドメインで運用中 — https://yuyutei.shop

毎日の手間を消す

しゃべった音声が、翌朝には記事になっている仕組み

毎朝6時に自動で作られる貼り付け用のページ。記事タイトル、ハッシュタグ、X・Threads用の投稿文が、それぞれコピーボタン付きで並んでいる
今朝できていたもの。タイトル・タグ・SNSの投稿文まで、押すだけでコピーできる

いま、これがいちばん効いています。 録音をフォルダに入れて寝るだけで、翌朝には記事とSNSの投稿文ができています。

  • 音声の文字起こし(AI)→ ブログ記事の下書き → 貼り付け用のページまで自動
  • X・Threads・Instagram に出す投稿文も、記事に合わせて一緒に作られます
  • 毎朝6時に、パソコンが勝手にやっています。こちらは貼って公開ボタンを押すだけ
実測の費用
10分の録音1本あたり約1.5円 (文字起こし約1.1円+記事約0.3円+SNS投稿文約0.2円)。所要2〜3分
前は
1本の記事を書くのに、机の前で1時間ということもありました

告知物

店の画像・動画を、外に出さずに作る

チラシ・POP・SNSの画像や短い動画を、その日のうちに自分で作れるようにしました。

  • 画像は1枚あたり数円。文字入りの看板やサムネイルも作れます
  • 縦型のショート動画(喋る動画)も、写真1枚から作れる形にしてあります
  • 使った分だけの支払いで、月額はありません。作った回数と金額は毎回、自分で台帳に記録しています
実測の費用
画像1枚 約6円/動画1本 約60円(2026年8月時点)

道具ごと作る

SNSショート動画メーカー

自作の動画メーカーの画面。「1. 画像・動画アップロード」「2. キャプションとナレーション」「3. BGM」と手順が並んでいる
道具の画面。上から順に埋めていくと、縦型の動画ができあがります
ナレーションの設定画面。読み間違い修正の欄に「七輪→しちりん」「特上→とくじょう」などが登録され、ナレーション音声は「店主さんの声(本人)」が選ばれている
ここが肝です。「七輪→しちりん」「特上→とくじょう」と読み方を登録できて、 声は「店主さんの声(本人)」。私の声です

動画そのものではなく、動画を作る道具のほうを作りました。 写真と動画を選んで並べると、Instagram向けの縦型動画が書き出されます。

  • ナレーションは、私自身の声です。自分の声を覚えさせて、パソコンの中で喋らせています。外のサービスに毎回お金を払う形にはしていません
  • 店の言葉の読み方を、辞書に登録できます。「七輪=しちりん」「特上=とくじょう」など。読み上げは、店の言葉をよく間違えるので
  • 「動画の5秒目にこのセリフ」というように、秒数を指定してセリフを置けます。尺に合わせられます
  • 字幕、BGM、最後のロゴまで入ります。写真と動画は混ぜて使えて、順番も入れ替えられます

この道具で実際に作ったものが、これです。

赤身ロースの紹介(42秒)
クラシタの紹介(1分43秒)
1本あたりの費用
読み上げは自分のパソコンの中で動かしているので、作るたびの費用はかかりません
なぜ道具から作ったか
毎回だれかに頼むと、その都度お金と時間がかかります。道具にしておけば、思いついた日に出せます

このサイト自体

メール講座を配る仕組み

いま読んでいただいているこのサイトと、7日間の講座を配る仕組みも、自分で作りました。

  • 登録の受付・確認メール・配信の解除まで一式
  • 毎朝7時に、登録された日から数えて1日1通ずつ自動で届きます
  • 同じ人に同じ回を二度送らない歯止め、届かないアドレスの自動停止まで組んであります
実測の費用
メール1,000通あたり 約15円。配信スタンドの月額はありません

なぜ、ここまでやるのか

人は足りない。時間もない。材料の値段も人件費も上がる。 その中で、外に払っていたお金と、机の前で溶けていた時間を、少しずつ自分の手に戻したかっただけです。

詳しくなってから作ったのではありません。困っていたから作りました。 店の困りごとが具体的だったので、AIに聞くことも具体的でした。それだけです。

まずは、明日から使えるところから。 7日間の無料メール講座では、ここに書いたような大きなものではなく、 営業の合間に、その日のうちに終わることだけをお渡ししています。

7日間の無料講座を受け取る →